教育・保育内容
本園は施設型の私立幼稚園です。満3歳児から5歳児までの幼児期を社会性の芽生えの時期と考え 、 生きる力と感性を育む情操教育に力を入れております。あわせて、入園前のお子さまの親子教室や一時預かり保育などを行い、ご家庭での養育から幼稚園での集団生活へ、スムーズで切れ目のない子育て支援にも力を入れてまいります。
たちばな幼稚園の教育目標
●宗教的情操を基に、心身の基本的習慣をしっかり身につける
(仏様のみ教えに照らされ、柔和な笑顔で、平和を愛し、精神的にも身体的にも調和のとれた人格の形成)
”柔和・平和・調和” 3つの和のある子ども
●恵まれた自然環境を生かし、子どもらしさを失わず社会性豊かな生き生きした子どもを育てる
(あらゆる環境に自ら関わろうとする自主性を育み、知っていることより知ろうとする意欲の芽生えを促す)
教育内容
本園は文部科学省幼稚園教育要領に従い、下記項目に掲げる目標を以って教育内容とする。
- 健康、安全で幸福な生活のための基本的な生活習慣・態度を育て、健全な心身の基礎を培うようにすること。
- 人への愛情や信頼感を育て、自立と共同の態度及び道徳性の芽生えを培うようにすること。
- 自然などの身近な現象への興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うようにすること。
- 日常生活の中で言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり、聞いたりする態度や言葉に対する感覚を養うようにすること。
- 多様な体験を通じて豊かな感性を育て、創造性を豊かにするようにすること。
「 こうありたい ! 」
【地域社会に根ざした幼稚園】
本園は公共性と永続性を有するため、地域社会に根ざした教育機関として親しまれています。家庭、地域の人々、そして幼稚園の三者が一体となった大きな協力の輪の中から、より良い幼児教育を生み出すよう努力しています。
【心のかよったスキンシップ教育】
明日に向かってどんどん成長していく子どもたち、その可能性は無限です。この子どもたちを強く、健やかに育てるため、本園は園長はじめ先生たちが一つの輪になって、心のかよった温かい指導をしています。
【新しい時代の教育を目指しています】
本園は、一貫した理念に基づいて教育を行うと同時に、新しい時代の幼児教育を目指して、さまざまな試みを取り入れながら、教育にあたっています。確固たる信念と創意工夫から生まれる私学教育、そこに子どもたちの幸せがあると信じています。
【宗教的情操教育の大切さ】
本園の特色は幼稚園の中心に仏さまがおられることです。たちばな幼稚園は毎朝お御堂の前に行き ” 仏さまおはようございます。” のあいさつから一日が始まります。また当園では、園長法話の時間があり命の大切さ、人間が人間らしく生きることを、お釈迦様の法話をもとに学びます。これは、子どもたちがこれから成長していく過程の中で、必ず役に立つと思うからです。子どもたちに一輪の花を見せると「わぁ!きれいか!」と言います。その花がコスモスの花と知識では知っていても、コスモスの花とは答えません。つまり幼児期は知識表現ではなく、感情表現をするのです。私たちは、この「美しいと思う心」を育てたいと思っています。
月に一回、お寺のお御堂で「仏さまの日」を行っています。(全園児対象)
園長法話を通して仏さまのみ教えに触れ、命の大切さ、感謝の心とは、を学びます。また、正座をすることで正しい姿勢を身につけていきます。
「生け花教室」(月一回)を行っています。(年長児対象)
日本文化の一つである生け花(小原流)を通して、花に触れる中での礼儀作法や、美しいものを美しいと思える心を育てていきます。
「音研の日」(月二回)を行っています。(年長児対象)
心の琴線に触れる透明感とともに荘厳な音色を奏でるハンドベル(ミュージックベル)に取り組む中で、豊かな感性と協調性を学びます。
「つくしタイム」(月1~2回)を行っています。(全園児対象)
異年齢のおともだちとグループをつくり縦割り保育を行います。思いやりや意欲、やさしさや好奇心といった、異年齢保育ならではの良さを引き出し、ダイナミックな子ども世界を創り出していきます。
その他、定期的に園外保育を取り入れたり、園長による体育あそびを行ったりと、ティームによる保育を心がけ、職員みんなで一人一人の子どもの育ちにかかわっていきたいと思っております。
未就園児一時預かり事業「あんのんの森」
未就園児一時預かり事業「あんのんの森」事前登録調査表(170KB) |